疲れの元とである活性酸素。ガンの原因とも言われ、体のサビであることは皆さんもご存じの通りです。そこで話題の「酢レモン」。疲労回復作用のあるクエン酸が豊富に含まれたレモンには凄いパワーが詰まってる!?ちょっとひと手間で効果も倍増!酢レモンでサビない体へ!
凄いレモンのパワー!

レモンには疲労回復作用のあるクエン酸が豊富に含まれているのですが、そのクエン酸含有量はキウイやクレープフルーツ等と比べると約3倍の量!主な果物の中でもダントツの量なんです。クエン酸は酸っぱさのもとですが、クエン酸にはクエン酸回路と呼ばれる特別な回路があり、体内でエネルギーを生み出す働きを活発にして、同時に疲れの原因である活性酸素を減らしてくれる働きがあります。更に、レモンにはポリフェノールの一種である「エリオシトリン」が柑橘系のライムなどと比べてもダントツの量!このポリフェノールは老化を防ぐ抗酸化作用で知られる植物性の物質です。「エリオシトリン」は血液循環も良くしてくれるので代謝も高まり脳や体のリフレッシュにも繋がるんです。
「エリオシトリン」を効果的に摂る
では、クエン酸やエリオシトリンを効果的に摂取する為にはどうすればいいのでしょうか?
上記の表にもあるように、特にエリオシトリンは実の部分よりも皮の部分にたくさん含まれています。果物や野菜の栄養は実の部分よりも皮の部分に多く含まれるというのはよく耳にしますが、レモンも同様です。つまり、レモンは皮ごとが本当はベスト。けれど、正直そのまま皮ごとというのはちょっと食べにくい・・・そして酸っぱすぎる・・・。そこで!酢レモンなんです!
レモンと言えば「はちみつレモン」にして食べる方法がありますが、勿論これでもエリオシトリンは十分に摂取することはできますし、疲労回復効果もあります。
が、今回は更にそこに「酢」を加えることで更に疲労回復効果を狙います。でわまず「酢レモン」の作り方からどうぞ。
酢レモンの作り方とポイント

(材料)
- レモン・・・2個(皮ごとなので国産無農薬がおすすめ)
- お酢・・・400ml
- はちみつ・・・大匙3
(作り方)
- 皮を塩で洗う。ざっと水洗いしてから小匙1程度の塩(分量外)でしっかりとこすり、水で流す。これで汚れやワックスを落とします。
- スライスする。ペーパータオルなどでレモンの水気をふきとり、2~3㎜の薄切りにします。出来るだけ端まで使い切りましょう!
- 容器に入れて酢を注ぐ。煮沸消毒またはアルコールで消毒した容器にスライスしたレモンを入れ、はちみつと酢を注ぎます。蓋を閉め、冷蔵庫で一晩置けば出来上がり!
(ポイント!)
- 作ったら10日~2週間をめどに使い切りましょう!
- レモンを食べきってしまったら、お酢も使い切りましょう!
- レモンの追加はNG!!
「酢レモン」にすることで
今回なぜこの「酢レモン」レシピをオススメするかというと・・・
プラス+「はちみつ」効果
「はちみつ」を加えることで、まずレモンや酢の酸味をまろやかにして食べやすくします。はちみつに含まれるブドウ糖は、クエン酸の働きで効率よくエネルギーに変換されるので、さらに疲労回復効果が高まります。
プラス+「お酢」効果
「お酢」は酢酸やクエン酸などをはじめとする多種類の有機酸です。実はお酢の起源は古く最古の発酵とも言われているんですよ。酢のクエン酸には、カルシウムやマグネシウムなどの体内に吸収されづらいミネラルと結びついて、吸収されやすい形に変える「キレート作用」もあります。更に、抗菌作用により腸内の悪玉菌を減らし、善玉菌の大好きな餌であるグルコン酸よって腸内環境を改善。腸内環境が整うことで便秘が解消されるとともに、活性酸素の発生を抑制してくれるので、結果疲れにくくストレスに強い体を作ることができるんです。
そう・・・つまりは
「レモン」「はちみつ」「お酢」この組み合わせ全てに疲れを取る素晴らしい効果があるからなんです!
一日一枚ずつでいいので、是非毎日摂り続けて疲れを吹き飛ばしましょう!
もっと効果を実感!酢レモンの摂り方
毎日一枚摂るだけで疲労回復が期待できる酢レモンですが、摂り方や組み合わせを一工夫することでますます効果を高めることができるのでご紹介します!
1、寝る前に摂る
レモンの香りのもとである「リモネン」という成分。この香りにはリラックス効果があります。眠る前にハーブティーなどに加えて飲むことで、ぐっすりと眠れる安眠効果が。ぐっすりと眠ることで、より疲労回復しやすくなるんです。
2、鶏むね肉と一緒に
鶏むね肉に含まれる「イミダペプチド」。最近はテレビでも話題ですね!そんなイミダペプチドとレモンのクエン酸、ポリフェノールはどれも抗酸化作用で疲れを取る物質です。チキンサラダ等料理に一工夫して一緒に摂ることで疲労回復度がグンとアップしますよ!
3、お酢の使い分け
お酢の種類によって味わいも変わりますが、疲労回復効果をアップさせたいのであればやっぱり「黒酢」がおすすめ。その他にも、飲用ならばリンゴ酢、お料理に使うのであればワインビネガーなど使い分けてみるのも長く続けられるポイントかもしれません。
いかがでしたか?
黒酢やリンゴ酢などこれまでにもブームになった酢シリーズ!それらのお酢でも疲労回復効果はありますが、私はこのトリプル回復「レモン酢」を手作りする事で疲労とは無縁です!
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