風水を始めるにあたって、まず大事なことは各方位を正しく知ることです。方位を正しく見ないと、本当に必要なパワーは得られません。各方位にはそれぞれ独自のエネルギーが蓄えられています。それぞれの方位のパワーや正しい方位の求め方を学びましょう!
そもそも方位とは?
「方位」とは、古来より為政者などが皆活用してきたと言われています。彼らは吉方位に移動して運を高めては、大自然のパワーを味方につけてきました。平城京や平安京の都も風水の考えに則り、移転場所を決め、災害や疫病の回避、作物の豊穣を祈念してきたと言われています。また戦国時代の武将は風水を使って天下取りの戦いにのぞみ、そのトップに立った徳川家康は風水を駆使して江戸の町を建設し、江戸時代260ねんの平和の基礎を気づいたそうです。このように古来より私たち日本人は、方位の持つパワーを利用して生活してきたわけです。
各方位の種類と独自エネルギー
方位は全部で8種類あります。それぞれの方位には独自のエネルギーが蓄えられています。
北・・・財運や恋愛運
東北・・・不動産運や跡継ぎ運
東・・・仕事運や健康運
東南・・・人間関係運や旅行運
南・・・才能運や人気運
南西・・・不動産運や家庭運
北西・・・スポンサー運や事業運西・・・金運や恋愛運
この基本法則は21世紀の今も変わらず、そのエネルギーは時間や場所、年齢、性別、貧富に関わらず、すべての人が平等に好きなだけ吸収することができるのです!
各方位の出し方
風水では「吉方位」や「ラッキー方位」などと呼ばれる方位があり、その方位にはよりパワーを得られるとされています。その方位パワーを正確に得られる為には家を中心とする八方位を正確に割り出す必要があります。一般的には地図上の真上が北(真北)とされていますが、風水でいう北はちょっと違うので気を付けましょう!まず、ここを間違えてしまえばすべてがずれてしまうので、正しい風水を行うことができません。
方位磁石の示す北を「磁北」といいますが、風水ではこちらの「北」を使います。
場所によっては真北から西に何度かずれてしまいますから注意が必要です。最近ではスマートフォンのアプリでもコンパス機能がありますので、使用する際は必ず「磁北」のモードに切り替えてから使用しましょう。
家の間取りから方位を出す
準備する物
- 方位磁石(アプリでも)
- 方眼紙
- 厚紙
- のり
- 分度器
- 定規
- はさみ
- コンパス(針など先のとがったもの)
手順
- 方眼紙に家の平面図を書きましょう。定規を使って正確に。すでに間取り図がある場合はコピーして使えばオッケー
- 間取り図を厚紙に貼り、間取りの外枠にそってはさみで切り取りましょう。この時に、ベランダやバルコニー、出窓は切り落とします。
- 切り取った間取りをコンパスや千枚通しの針など先のとがったものの先に乗せてバランスを取ります。うまくバランスが取れた部分が家の中心ということになりす。
- 次に、方位磁針を使って家の中心やその周辺に立ち、北方位を確認して家の中心と線で結びます。家の中心のその先が南方位となります。
- 4で引いた南北の線と垂直に交わる線を引きます。これが、東西の線となります。この東西南北の線を風水では「正中線」と呼びます。
- この正中線はそれぞれ30度の範囲を持つので、正中線の両脇に15度ずつ振り分けた線を引きます。これで風水の八方位は完成します。
いかがでしたか?
家の正しい方位がはっきりとわかれば風水も簡単に始められますね!
次回は各方位の意味をもっと詳しく説明していきたいと思います!
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